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ママコナ110815八千穂
ゴマノハグサ科ママコナ属
山地の乾燥気味の林下に生える半寄生の1年草
茎は30~50cm、枝を分け先端に刺状の鋸歯のある苞があり付け根に紅紫色の花を1個ずつつける
花は片側だけにつき長い筒を持つ
花弁の喉の部分に米粒をふたつ並べたような盛り上がりがある
6~8月 日本全土 -
ミヤマママコナ150731八方尾根
ゴマノハグサ科ママコナ属
ママコナに似て半寄生 深山の痩せた林などに生える 20~50cm
茎の先につく苞には刺状の鋸歯はない
花は紅紫色で1.6~1.8cm
喉の部分の盛り上がりは黄色
8~9月 日本全土 -
ミヤマコゴメグサ150731八方尾根
ゴマノハグサ科コゴメグサ属
高山の草地に生える1年草 5~15cm
茎は暗紫色を帯び白色の曲がった毛がある
葉は倒卵形
上方の葉の腋に1個ずつ花をつける
花冠は白色で紫色の筋
下唇は3中裂し裂片はさらに2浅裂 内側に黄斑
7~9月 本州(中部以北) -
タチコゴメグサ040826高峰高原
ゴマノハグサ科コゴメグサ属
日当たりのよい山の草地に生える半寄生1年草
茎は20~30cmで直立、下向きに短毛が生える
葉は無柄対生、広卵形 縁に2~5対の鋭く尖った鋸歯
上部の葉の腋に無柄の小さな花が咲く
花冠は白色で紫の筋があり上唇は先がへこみ下唇には黄色い斑点がある
8~10月 本州~九州 -
シオガマギク040826高峰高原
ゴマノハグサ科シオガマギク属
山地の草原に生える多年草
茎は根元で枝分かれし30~60cm
葉は下部で対生、上部で互生
狭卵形の葉の先は尖り、縁に重鋸歯
茎の先に苞葉状の葉が重なり合い、その間に唇型で2cmほどの花を開く 花冠は濃淡のある紅紫色
8~9月 日本全土 -
トモエシオガマ110806野反湖
ゴマノハグサ科シオガマギク属
シオガマギクの変種
花が枝の先に集まって巴形に咲く
花冠は一様な淡紅色で、葉の幅もシオガマギクより広い -
ヨツバシオガマ140722乗鞍
ゴマノハグサ科シオガマギク属
高山の草原に生える多年草 20~50cm
葉は普通4枚が輪生し狭卵形で羽状に深裂
茎の先端に4個ずつ輪生する紅紫色の花をつける
7~8月 北海道、本州(中部以北) -
ネムロシオガマ040621礼文島
ゴマノハグサ科シオガマギク属
北海道の海岸の草地に生える多年草
根生葉は長い柄があり広披針形で羽状全裂
裂片はさらに羽状に深裂し鋸歯がある
花茎は15~50cmで白色の軟毛を密生
上部に総状の花序を出し密に花がつく
花冠は淡黄色の唇型、上唇は舟形で先が曲がる
下唇は上唇より短く広く開いて3裂する
6~7月 北海道 -
エゾシオガマ030803栂池
ゴマノハグサ科シオガマギク属
北海道と中部以北本州の高山の草地に生える
茎は根元から数本に枝分かれし20~50cm
葉は互生、三角状長卵形で先は尖る
枝先の葉の腋に花が総状花序につく
花冠は黄白色で唇型
上唇は細長く尾状に尖る 下唇は先端が短く3裂し、中央の裂片は小さい
8~9月 中部以北 -
キバナシオガマ030702赤岳
ゴマノハグサ科シオガマギク属
北海道の高山の草原に生える多年草 7~20cm
茎葉は互生し長楕円状披針形で羽状に全裂、裂片に重鋸歯がある
茎の先に総状花序を作り上向きに黄色い花がびっしりとつく
上唇は舟形で湾曲し先端は赤褐色、下唇は広く開いて3裂し、中央裂片は小さい
7~8月 北海道 -
オニシオガマ030803栂池
ゴマノハグサ科シオガマギク属
山中の湿ったところに生える多年草 40~80cm
白色の長い軟毛が密生する
葉は対生、狭卵形で羽状に全裂、両面に白毛
花は淡紅紫色の唇型
8~9月 本州(中部以北) -
コシオガマ951007奥多摩
ゴマノハグサ科コシオガマ属
日当たりの良い草地に生える半寄生の1年草
全体に柔らかい腺毛が密生する
20~60cm
葉は対生し卵形で深く羽状に裂ける
秋に淡紅紫色の唇形花が咲く
9~11月
日本全土